Erlang/OTP training 2013に行ってきた

ふだん触ってないパラダイムの言語触るのはだいぶ楽しかったし、いい刺激になりました。
惜しいとすれば、すごい講師の方だったのでもう少し前提知識があればより貴重な情報を拾えただろうことと、@lhoguinはネットワーク系ならだいたいErlang使うって言ってたけど、会社ではなんだかんだPerl/Ruby/PHPになるので実践の機会がないとこですかね。あと、fault-tolerantなシステムの設計自体のハードルが高いです!!

Erlangは、関数型で平行プログラミングという僕にはあんまりなじみのない感じで面白かったです。あと、言語が高信頼度な分散システムを構築するための機能を提供してるってのもおもしろいですね。
講義内容は
https://gist.github.com/essen/6333394
な感じで、言語の特徴から基本的な概念の説明とか、途中から簡単な演習を挟みながら再帰やmessage passingなどについて説明していって、徐々にいろんな知識を積み上げながら、最後の方ではOTPのgen_server.erlを読むという感じでとても充実した内容でした。

けっこう細かいところまで説明していただいた感じでしたが、実践ではほぼOTP使うらしいので、OTP編やCowboyなどのWAF編なんかもあったらぜひ受けてみたいですね。
#ErlangTrainingJp でいろいろとつぶやかれてるので、追えば内容ぼんやりわかるかもしれません。

YAPCで聞いたRiakなんかはErlangのproductで、日本ではそんなに事例ないらしいけど、海外では運用されてるらしいので、ちょっと気になったり。

当日のスライド / ソースコードは以下に。
http://ninenines.eu/talks/thinking_in_erlang/thinking_in_erlang.html
https://gist.github.com/essen/6970232

あー、たのしかった。
たまにはこういう趣味の時間もいいもんだ。